今年は、どこでも紅・黄葉がきれい、よく言われます。台風上陸が無かった、秋が急速にやってきた、それが理由?
私の住む近くの街路樹や公園でもきれいな紅・黄葉が見られます。案外、身近でも楽しめるものです。
与野公園
与野本町駅へのペイブメントのカツラ並木。
カツラ:かつら科
ご存知かもしれませんが、カツラは黄葉すると、その下を通ると醤油を焦がしたような甘い香ばしい匂いがします。この写真を撮ったときも馥郁(
ふくいく、麻生さん読めるかなあ)と。
カツラ
こんな面白い模様も。
ヤマボウシ:みずき科
みずき科の特徴の流れるような葉脈。実の時期は過ぎているが、甘く食べられる。
メグスリノキ:かえで科
3出複葉。
ムクロジ:むくろじ科
実の中の固い黒い種子は、羽根突きの羽根の先に付けられる。
葉は、偶数羽状複葉。
サルスベリ:みそはぎ科
葉が二枚ずつ交互に付くコクサギ型葉序。
ナンキンハゼ:とうだいぐさ科
これは公園や街路樹ではありません。友人のHさんのベランダのもの。
イチョウいちょう科
「
金色の小さき鳥のかたちして公孫樹散るなり夕日の丘に」与謝野晶子
常緑樹の紅葉
クスノキ:くすのき科
本当は、常緑樹が紅・黄葉して葉を落とすのは春だが・・・。
ホルトノキ:ほるとのき科
珍しい名前だが、暖地に生える。四国の田舎で、子どもの頃、「チンメイ」といってこの木の実(熟れると黒くなる)をよく食べました。