小・中学時代の友人と、予告の通り、先週金曜日から白根高原に行っていました。
16日(土)は、たまたま先般のスイスアルプス・トレッキングの時の隊長Hさん(76歳)が高峰高原に滞在しているというので、拠点の日大ワンゲル部山小屋を訪ね、一緒に近くの
池の平湿原を歩いてきました。もう何度か歩いていますが、今回ほど色々な花が見られたことはありません。
湿原を囲む山の稜線を歩いて湿原に下りてきます。標高2000m、数万年前の火山の火口原。
湿原の
マツムシソウ:まつむしそう科 の群落
マツムシソウと高山蝶
どうみても、アルプスのマツムシソウとの区別が解りません。
ヤナギラン:あかばな科 と
シシウド:せり科
ミネウスユキソウ:きく科 の群落
スイスアルプスではほとんど見られなかったエーデルワイスの仲間ウスユキソウが、この池の平では至るところで見られました。
クガイソウ:ごまのはぐさ科
漢字では
九階草、輪生した葉が何階にも層をなしてついているところから。
ワレモコウ:ばら科
ワレモコウは「
吾亦紅」、あまり花が赤くは見えない(茶色に見える)ワレモコウも、仔細に見ると一つ一つの小さい花は赤い。「
よく見てください、吾も亦、紅いんですよ!」という彼女の自己主張が花の名前になった。翌日17日の嬬恋インタープリター会のイベント(次回レポート)でインタープリターから教えてもらいました。また一つ賢くなった!
ハクサンフウロ:ふうろそう科 と
カワラナデシコ:なでしこ科 と
マツムシソウ ツリガネニンジン:ききょう科
「山で美味いはオケラにトトキ(ツリガネニンジン)」
マルバダケブキ:きく科
イワインチン:きく科
シャジクソウ:まめ科
ハナイカリ:りんどう科
ニッコウキスゲ:ゆり科
7月には大群落を作っていたニッコウキスゲも今では、たった二輪。
コオニユリ:ゆり科
お花畑、マツムシソウ、ノアザミ、アキノキリンソウ、ヤナギラン