前回が6月16日でしたので、一ヵ月半後の
赤塚植物園です。
続いていた熱帯夜も途切れ、猛暑日にもならなかった昨日、外出のついでに、東京板橋区立・赤塚植物園に立ち寄ってきました。
秋の気配の立ちはじめた?植物園です。
オミナエシ:おみなえし科
秋の七草の一つ、オミナエシも咲き始めています。この花を見ると、誰しも秋の風情を感じるのではないでしょうか。
キツネノカミソリ:ひがんばな科
春に出た葉が枯れた後に花を咲かせる。
ヒガンバナは花が咲いた後に葉が出る。
ツリガネニンジン:ききょう科
「山でうまいはオケラにトトキ」、山菜でおいしいトトキが、このようにかわいい花を咲かせる。
前回お見せしたソバナとは、葉のつき方が違う。ツリガネニンジンは輪生。
ウバユリ:ゆり科
葉が枯れた後に花が咲くから、
「歯がない」姥から姥百合。
ウバユリの葉。
平行脈のゆり科の中で、唯一、このように網状脈を持つ特異なユリ。
カノコユリ:ゆり科
白地に赤い斑点が鹿の子絞りに似ているから。絶滅危惧種。
ヒオウギ:あやめ科
ヒオウギは
檜扇。二列に並んだ葉が、檜扇を開いたように見えるから。
トモエソウ:おとぎりそう科
花弁が巴形になっているから。オトギリソウとの見分けが難しい、やや大型。
カワラナデシコ:なでしこ科
昔はふつうに見られたが、今では多くの地域で絶滅危惧種になっている。
レンゲショウマ:きんぽうげ科
咲き始めているが、いま一つ。