さいたま市のある公民館で、
植物解説講座を持つことになりそうです。一連の講座の中には植物観察会も組み込まれています。その観察会フィールドを決める必要があるため、下見をしてきました。
場所は、埼玉県北本市の
北本自然観察公園。荒川に沿った湿地帯と里山を含む公園です。植物、野鳥、昆虫など動物も多く、なかでも植物は500種余を誇ります。
やはり、今は野鳥の季節、多くのバードウォッチャーがカメラを構えています。
公園内の山野辺の道
冬の日差しを受けて、園児たちも山野辺の道を行く。
公園内の陰には、まだ残雪が。
それでも、梅がほころび始めています。
北本市指定天然記念物の
エドヒガンの大木があります。最初の写真の右上に突き出ている木です。
が、まだ蕾は固い。
絶滅危惧種の
タコノアシ:ゆきのした科 の果穂。
「吸盤の付いた蛸の足」のように見えるところから、タコノアシ。
本当にスルメの足のようです。
遠くから見ると、白い花が咲いたように見えますが、
ニワウルシ(シンジュ):にがき科 の果実です。
これが、その真実。
もう
ハンノキの雄花が寒風に揺れています。
茶色く短い紐のように垂れているのが雄花。この雄花から花粉を飛ばす風媒花です。
ジョウビタキ
人懐っこい鳥で、近くに寄ってもなかなか逃げません。
カシラダカ?
遠望のためよくは解りませんが、名前の由来になった冠毛のようなものが見える。