先月「
No.0269 東京谷中・玉林寺の大シイ」を取り上げたとき、見に行きたいと言っていました、都内随一「
旧細川邸の大シイ」を見てきました。
都内No.1とはいうものの、大したことはないだろうとタカを括っていましたが、行ってみて驚きました。まさに巨木!といってもいい迫力でした。
与野の大カヤや越生の
上谷の大クスに出会って圧倒されたときに近い!
地下鉄都営三田線、白金高輪駅を出て階段を登りきったところにあります。
目通り8.13m、樹高10.8m、東京都指定天然記念物、樹齢300年余
主幹が10mくらいのところで朽ちているため、樹高は10m余と高くはないですが、その10m足らずの主幹にも迫力があります。
正式には
スダジイ:ぶな科ですが、イタジイともいいます。それは、このように板根が発達するからでしょうか。
上部の洞。
この大シイのある界隈は、もと熊本藩細川家の下屋敷があったところで、あの忠臣蔵の大石内蔵助ほか17人が預けられ、切腹を命ぜられたところとのことです。
近くには、大石内蔵助自刃跡や泉岳寺もあります。
この大シイも、大石内蔵助の自刃に立ち会った?