暖かく、天気も良かったので、昼食後、「私のフィールド」荒川河川敷・秋ヶ瀬公園を歩いてきました。
さまざまな春の兆しがありました。
ヤドリギの実
この実を小鳥が食べ、他の木に飛んでいって糞をして、ネバネバの粘液がついたタネが枝に付着してひろがります。
欧米では、落葉樹が葉を落としている冬に、ヤドリギだけが、地に根もつけないで、青々とした葉をつけていることに不思議な生命力を感じ、神聖視されているといいます。
バードウォッチング
そのヤドリギ(右)の実を食べにくる小鳥を狙っています。
カメラの砲列です。
ちょっとピンボケですが、この
ヒレンジャクを狙っているようです。この鳥は、ロシア・アムール川周辺を故郷とし、冬を日本以南で過ごし、春に帰って行きます。いま「渡り」の途中でしょうか。
ハクモクレン
蕾もふくらんで、今にも開かんばかりです。
この「フィールドノート」は、昨年4月1日の「コブシとハクモクレンは、どう違う?」からスタートしましたが、そこに載せた写真は、開花したこのハクモクレンでした。
フユワラビ
秋から冬に姿を現す珍しいシダ植物。
まっすぐ伸びているのは、胞子葉。
アマナ
次回でくわしく取り上げるつもりですが、これも、今にも開かんばかりです。
久しぶりで、また嬉しげな自慢話。拙著『森林入門』の一節が、なんと、今年度の高校入試の国語の問題に使われたようです。115ページから121ページまでの部分のようです。