巨樹シリーズその②は、
大久保の大ケヤキ。私の住まいから自転車で10分くらい、埼玉大学近くのさいたま市桜区大久保の日枝神社の境内にあります。
埼玉県指定天然記念物。高さ約20m、目通り9.4mで、この幹回りの大きさは、埼玉県の大ケヤキでも最大です。樹齢は不明。私の見るところ1000年は超えている?
全体です。幹は中が空洞で、途中で枝分かれし、それでも20mの高さ。
まるで巌のよう。圧倒的な存在感です。
中は空洞、落雷で燃えたといいます。消し炭状態のところもあります。それでも、樹勢は旺盛。その生命力に感動!
さて、
ケヤキ:にれ科
落葉高木で、言わずとしれた武蔵野のシンボル。箒を逆にしたような樹形は、武蔵野によく似合う。埼玉県の「県の木」。
広葉樹の中では、もっとも建築材としても優れています。また、木目が美しく、堅くて摩耗に強いので、家具・建具等の指物に使われます。水にも強く、昔は、木造船にも多用された。
昔は、
槻(つき)とも言われた。つまり
大槻さんとは、
大きなケヤキさんということですね。語源は、「
けやけき(きわだった)木」といわれます。