以前に説明したことのおさらいです。
さて、この木は、なんでしょう? この葉のつけ方はなんというでしょう?
この木は、
メグスリノキ:かえで科。この葉のつけ方は、3出複葉。一つの葉が、三枚の小葉でできています(No.0041)。
文字どおり、目の薬になるということで、一時、大人気で野生の木が切り倒されました。
どこで、
かえで科だとわかる?
葉が、
対生でついているからです(No.0046)。
紅葉、黄葉のしくみは?
紅葉は
アントシアン、黄葉は
カロテノイドの色。
この写真のメグスリノキは、左が南、右が北。やはり、南側は赤く、北側は黄色が多い。
秋の傾いた陽は、南にしか当たらないから、南側は光合成で糖がよくでき、アントシアンにかわりますが、北側はあまりできなく、カロテノイドが優先するからです(No.0104)。
メグスリノキは、かえで科だから、みごとに紅黄葉(もみじ)します。
与野公園の秋。右手前の太い幹がポプラ、黄色がイチョウ、赤いのがケヤキ。