わずか10坪ほどの家庭菜園の話を
「農」のある生活 とは大げさだが・・・。
私は、家にいる時はほぼ毎日2~3回は、畑に行く。朝夕と、時には日中も。約1kmを自転車か、たまには健康のために歩いて。
「足音を聞かせてやれば、野菜はよく育つ」。亡母から聞かされた格言だが、あるいは「モーツアルトの音楽を聞かせると美味しい野菜、果物が育つ」に類する不思議な効能が足音にもあるのかもしれない。しかし、最近ではその格言にもっと実際的な意味があることが解ってきた。
というのも、畑に行けば必ずなんらかの作業が見つかる。雑草を抜く、支柱を添えてやる、猛暑の今では強烈な日射を遮る覆いをかけてやるなど。そのチョイやり作業が野菜のいい育ちに役立っているはずだ。
足繁く通うのは、その実利ばかりではない。自分の楽しみのためだ。播いた種が芽生え日一日と育っていく、咲いた花が稔り実が日一日と大きくなっていく。それを見るのが何よりの楽しみだ。
私にとっての
「農」のある生活 の恩恵は、そればかりではない。
収穫した野菜を食べる楽しみだ。
今年は、ことにそれを感じている。歳をとったせいか野菜の美味さが解ってきた?
いつかもお話した有機栽培のお蔭かもしれないが。
https://forestjo.exblog.jp/30664040/ その①
枝豆 採れたての枝豆は本当に美味しい。毎日のようにビールのアテになっている。黒豆を三回の時間差で作っている。
このように網をかけて栽培すると豆に虫が入らない。
ナス 今年のナスは本当に美味しい。焼きナスにすると驚くほど甘い。また糠漬けにしても柔らかく美味い。
庄屋大長 米ナス ミニトマト 食べきれないほど採れるので、完熟を待つ。これも今年は甘い。
万願寺トウガラシ
ご存知の京野菜。柔らかく美味しい。
オクラ
早採りすると、一層柔らかい。
ブルーベリー もう収穫の時期は終わったが、今年は豊作。二度にわたりジャムにした。本物のブルーベリージャムは本当に美味しい。
「味福」「眼福」「体福」をもたらしてくれる、私の
「農」のある生活 でした。