私の住むマンションは「
桜のマンション」とも呼ばれているとか、植栽が自慢で中でも桜が多い。
先日終わった第一期外構・植栽改良工事で、「桜のマンション」の評価を落とさないようにと、桜の新しい品種が追加された。
昨年までは桜のシーズンは、ソメイヨシノで始まったが、先日のブログでも取り上げた通り(
https://forestjo.exblog.jp/30450640/)、今年は、今月初めの「
オカメザクラ」開花からシーズンが始まった。
続いて今日は、「
ジンダイアケボノ(神代曙)」という新しい品種が開花しました。
ソメイヨシノとほぼ同時期(やや早く?)咲くようです。おそらく東京では今日がソメイヨシノの開花宣言。
時計塔を撤去し、跡に植えられた
ジンダイアケボノ。うしろが
オカメザクラ。
このジンダイアケボノは東京深大寺の神代植物園に原木があり、それを親木として1991年に品種登録され「
ジンダイアケボノ」と命名されたとのこと。片方の親をソメイヨシノとするようで性質はソメイヨシノに近いが、花色はやや赤味が強く華やか。またソメイヨシノほど大木にならないため住居の近くなどに植えるにも適している。
それよりもいま、ソメイヨシノはあまりに多く植栽され過ぎたため天狗巣病、腐食キノコや外来カミキリムシが蔓延し、瀕死の状態のところが多い。
(財)日本花の会でも、今はソメイヨシノより、病気に強い、このジンダイアケボノの植栽が推奨されているとのこと。
構内の
ソメイヨシノにも二輪ほどの開花が見られました。しかし開花標準木ではありません。しかも枝先ではなく胴ぶきです(一般に、胴ぶきは開花が早い)。
しかしわがマンションの開花標準木には開花なし。まだ一、二日はかかりそうです。
桜ではありませんが、
コブシも開花しました。
花の下に小さな葉が一枚あるのが、ハクモクレンなどとのコブシの見分け方。
さて「マンションお花見会」は、3/31に予定されている。見ごろか? 葉桜か?