今朝、ちかくの公園でラジオ体操をしていて、首をまわしたとたん、ふだんには気がつかなかった景色が見えてきました。
ここに、最良の教材がある! ということで、カメラをもち出し、さっそく撮ってきました。
見てください。 右半分が広葉樹、そのうち手前が
ケヤキ:ニレ科、奥が
ソメイヨシノ:バラ科です。左半分は、真ん中の大きい幹を中心に
ヒマラヤスギ:マツ科、左端の2本が
イチョウ:イチョウ科です。
どうちがうかって? 広葉樹は、途中から大きな枝がでていて、そこから上はどれが幹でどれが枝かがわからなくなります。一方、針葉樹は、主幹が一本すっと先まで伸び、それから枝が放射状にでて、どれが幹でどれが枝かが明瞭です。こうしてみれば、イチョウも針葉樹の仲間であることがわかっていただけるでしょう。
針葉樹と広葉樹は、このように樹形からしてまったくちがうのです。
遠くからみれば、この幹と枝の関係から、針葉樹はクリスマスツリーのような円錐形に、広葉樹はこんもりと丸い樹形になるのです。
そして、針葉樹の方が、柱、梁など建築構造材にむいていることも理解できるでしょう。