白根高原で四つのイベントをこなし埼玉に帰って一泊、翌日からは関西方面へ。
10月20日は亡母の13回忌の命日、集まれるだけの兄弟姉妹、その連れ合い7人で菩提寺総本山の妙心寺に追善詣り、冥福を祈ってきました。
大本山の中でも末寺3500余を擁する最大の本山
妙心寺。
本山詣りのあとは、
東山・南禅寺界隈 に場所を移し、昼食や散策。
その訳は、のちほど。
南禅寺別荘群の中の道を歩き、まずは南禅寺三門横の
ゆどうふ奥丹 で昼食。その歴史360年にも及ぶ南禅寺湯豆腐の元祖。
コースは、胡麻豆腐、木の芽田楽、とろろ、精進揚げ、湯豆腐、ご飯、香の物。
昼食後、南禅寺境内を散策。
石川五右衛門の伝説で有名な
南禅寺三門。
国指定の名勝・方丈庭園。小堀遠州作と伝えられる。
今が盛りのツワブキと、後ろは
南禅寺垣。
本坊で抹茶をいただく。
そして、
水路閣 へ。
これは知る人ぞ知る、明治時代に造られた琵琶湖疏水の水道。
私にとっては、もっとも懐かしい風景の一つ。
もう何度もこの
ブログでも紹介しているが、このつま先上がりの坂を登った突き当りの塔頭・最勝院に大学時代の数年を下宿した。
最勝院。
この、階段の左に見える建物に下宿していた。この日、同行の兄も私の前に数年を下宿した。
もちろん、当時、両親もたびたび訪れてくれた。兄弟でお世話になったこの下宿先は、亡母にとっても懐かしい場所であるに違いない。
苔むす水路閣。
やがては、紅葉と見事なコントラストを演出する。