1月は行って、2月は逃げて、3月は去る。なぜか年の始めの月々は過ぎるのが早い。
今日で今年も早や1か月が終わる。
1月はやや「きょうよう」「きょういく」に欠け、大人しく過ごした。来る2月は少しは忙しくしたいもの。
それはさておき、先日「東松山市民の森」にご一緒いただいた森づくり集団「栞」の仲間Wさんに
「エコストーブ(別名:ロケットストーブ)」 を作っていただいた。氏は、ネイチャー・クラフトや工作物の細工を得意とされている。
材料費は、石油ペール缶(廃物)、ステンレス製の煙突など約4千円、とのこと。明後日の森づくり集団「栞」の作業日に受け取り、試運転を行います。
これは、以前紹介した
「里山資本主義」(藻谷浩介、NHK広島取材班)でも
「21世紀の新経済アイテム『エコストーブ』」 として取り上げられている。
同著が紹介する「エコストーブの原理」
「このエコストーブ、名前は『ストーブ』だが単なる暖房ではなく、煮炊きなどの調理に使えば抜群の力を発揮する。木の枝が4~5本もあれば、夫婦二人一日分のご飯が炊けるのだ。
使い方も至って簡単。煙突の部分に、燃えやすいおがくずなどを入れて着火し、木の枝をくべる。すると、20~30秒で火が燃えうつる」
「毎回できが違うかもしれないと思って気を遣うこと、いろんな木をくべることを含め、不便だといわれるかもしれません。でも、それが楽しいんですね。結果、おいしいご飯。これが三倍がけ美味しいんです。
こういうものを使うことによって笑顔があふれる省エネができるんではないか」
中国山地では、このエコストーブ普及活動が行われている。
これで原発ゼロが達成できる? 産油、産ガス国へ流れ出ていくエネルギー費が節約でき、地域のバイオマスが利用され、里山が蘇る?