いま山道のどこをクルマで走っても、白いアジサイのような花をつけた低木を見かける。早朝、散策に行った武具脱の池周辺も花盛り、この花を見ると、夏!
正式和名・
ノリウツギ:ゆきのした科
北海道では
サビタ と、ロマンティックな名前で呼ばれる。
サビタの花
作詞:大倉芳郎、作曲:原 六朗、唄:伊藤久男
1 からまつ林 遠い道
雲の行くえを 見つめてる
サビタの花よ 白い花
誰を待つのか メノコの胸に
ほのかに咲いた サビタの花よ
2 いとしの君は ほろほろと
楡(にれ)の並木を どこへ行く
花かげ白く 月の宵
待てどはかない メノコの恋は
悲しく咲いた サビタの花よ
正式和名・
ノリウツギ は、樹皮から作られた糊が和紙をすく時にコウゾなどの原料に混ぜられ、繊維どうしをくっつけるために使われたから。
糊空木。
間違えやすい
クロヅル:にしきぎ科 つる性、装飾花がない。
その他の白根高原の花々
ヤナギラン:あかばな科 の咲き始め 殺生河原にて
ハチが訪れる。
ノハラアザミ:きく科 殺生河原にて
池塘に咲く
ヒツジグサ:すいれん科 武具脱の池にて
フシグロセンノウ:なでしこ科 南草津里山にて
トチバニンジン:うこぎ科 の果実 朝鮮人参に近い薬草。 南草津里山にて
ヒトツボクロ:らん科?の果実 自信はありません、どなたか教えてください。
羽根尾別荘地にて