昨日は埼玉は25℃を超え夏日、7月並みの気温だったという。なんとも極端な気候!
17日に開花したわがマンションの桜も一気に開花が進みました。もう場所によっては5分咲きです。
テニスコートの向こう側は5分咲き、手前は開花したばかりといった状態です。
同じソメイヨシノでなぜこんなに差が出るのでしょうか?
それは日照の違い。向こう側は日当りがよく、手前は悪い。日当りがいい向こう側が早く咲くのは当たり前。
ところがそうではないのです。
たとえば2009年。明らかに手前の開花が進んでいます。
これも前回の記事で書いた休眠花芽の目覚めに関係している。
「No.0435 仮説は間違っていなかった!」http://forestjo.exblog.jp/10624320/でも書いたように、暖冬の年では暖かい場所は冬の寒さが足りなく、花芽がすっきり目覚めない。
ということで、暖冬の2009年は寒い日陰の手前が早く咲いたのです。
冬が寒かった今年は、向こう側が早く咲き、仮説はまたまた証明された。
写真の日付を見ると、少なくとも5日は今年が早い。
この分だと関東は週末から見ごろ。
25日(月)に新宿に呑みに出るついでに、今年も千鳥ヶ淵に立ち寄ってみようかな。