毎日を高尾山に登っている幼馴染のモー君によると、もうあまり高尾山では
シモバシラ(霜柱)は見られないとのこと。
昨年12月半ばに見られた
高尾山のシモバシラ(霜柱)。
たぶんそれは、シモバシラ(霜柱)が出現するところは北側斜面なのでその後の積雪が根雪になっていること、あるいは連日の寒波で土中が凍って
シモバシラ(しそ科)の枯れ茎が水分を吸い上げなくなっていることによるのだろう。
今日は志木市のNPO事務所に行ったので、同じ東武東上線沿線の
板橋区立・赤塚植物園 に立ち寄ってきました。
狙いは、私の読みが当たるかどうかの検証。
高尾山では見られなくなったシモバシラ(霜柱)が都心では見られるのではないか?
その読みは、①都心ではまだ土中が凍るほどではない、②昨日の積雪が融けて土に十分の水分があり、枯れ茎が水分を吸い上げる、③昨夜の冷え込みで都内でも氷結温度になっている。
まだらに積雪の残る赤塚植物園。
都心のシモバシラ(霜柱)の読みは、ピンポーン!でした。
シモバシラ(霜柱)は、
シモバシラ(しそ科)以外のしそ科植物にも出来るといいます。たとえば、
ヒキオコシ(しそ科)など。
野草アルバム ヒキオコシの大霜柱(
http://www2.saganet.ne.jp/tukusi/kagayaku_pl/kagayakupl_066.htm)
しかし、赤塚植物園のヒキオコシ(しそ科)には出来ていません。やはりシモバシラ(しそ科)にシモバシラ(霜柱)が一番良く出来るからシモバシラ(しそ科)の名前がついた? ジュゲム、ジュゲム、・・・。
今日の出会い
セツブンソウや、ミスミソウなどの雪割草はまだ影も形もない。秋の実りの名残を中心に。
コウヤボウシ:きく科 ふつうコウヤボウキの実は白いが、これはピンク。
ジャノヒゲ:ゆり科 別名:リュウノヒゲ
クリ:ぶな科 何の具合か落ち残った栗の実