私としては、三度目の
東北大震災・災害ボランティア に行ってきました。
金沢在住の兄の所属する
勤労者山岳連盟石川県金沢支部と、宮城県仙台支部の合同パーティに参加させていただいた3泊4日の活動でした。
現場は、
石巻市の牡鹿半島の前網浜と寄磯浜という漁村でした。
全員12名のパーティ。前列右からお三人が仙台支部の皆さん。
前網浜にて。
作業は、後ろに見えるような、津波に襲われた崖にかかったガレキなどの撤去です。
寄磯浜。やはり漁港周辺は壊滅です。
現場は、震災で自動停止したままの
女川原発から1km圏内。小さな山を越えた、半島の反対側です。
左の島が、
昨年9月に災害ボランティに入った金華山。この牡鹿半島との間の海峡が、津波時には、引き波で「
海が割れた!」 前網浜より。
作業前の状態(before)。
作業後の状態(after)。
作業後の成果が目に見えてきれいになる。私の三度のボランティアで、もっとも達成感のあるものでした。
仙台支部のOさん。プロの山岳ガイドの方です。とてもアラ70とは思えません。
金沢支部の山ガール・Hさん。この方もアラ70。
ロープ無しで崖をよじ登る金沢支部のアラ70コンビ。
「どこをどう攻める?」、作戦を立てる仙台支部のお三人。中央上部、遠くの枝にかかった丸い玉は、養殖イカダ用浮き。海面からは30m近い高さ。少なくともここまで津波は来た。
一日の収穫。
一日の作業を終わって。
猟師の方とお話していると、タラを一本いただきました。私は作業後、さいたま市に帰宅しましたが、金沢支部の皆さんはもう一泊し、タラ鍋を楽しんだようです。
金沢支部の皆さん、お世話になりました。また仙台支部の山ガールのお二人には3泊の自炊生活で心のこもった料理をいただき、ありがとうございました。
次回も記事は続きます。