関西も猛暑復活、滞在の一日、猛暑を避けて
世界遺産・高野山 に行ってきました。標高1000m前後の山中は快適でした。
20年以上前に一度訪れましたが、今回改めてその荘厳さに圧倒されました。
高野山奥の院御廟
即身仏となられた空海・弘法大師が今も生活していると信じられ、聖域となっています。この御廟橋より先は写真撮影禁止。
奥の院への2kmに及ぶ参道には樹齢数百年のスギの大木が並ぶ。一帯には20万基を超える墓碑が並ぶ。宗派を超える歴史上の人物の墓碑があるという。真言宗のこの霊場に浄土宗の宗祖・法然、浄土真宗の宗祖・親鸞の墓碑もあるというから驚きます。まさに別格の霊場です。
奈良時代の宗教的天才・
真言宗の空海、
天台宗の最澄 によって仏教は日本化されたといいますが、この二人によって仏教が山岳信仰とも結びつき、日本流の「森林の宗教」となった。比叡山とともに、この樹林の中の霊場を見るとそれがよく解ります。
30~40m級のスギの大木が、文字通り林立。
苔生す墓碑。一番石(最も大きい墓碑)は、今のNHK大河ドラマの「お江の方」のものだといいます。
コウヤマキ(高野槙)
高野山の名前がついたコウヤマキ、やはり多く見られました。天然林。
種子も稔り、天然更新されているようです。
墓地には、コウヤマキがどこも供えられています。
お盆前だからか、寺男、寺女も大忙し。