今日はまた、久しぶりで小・中学の同級生モー君と山歩きをしてきました。高尾山の谷一つ隔てた南に位置する
南高尾山稜。2万6千歩=約18kmの山歩きでした。
以前も触れましたが、君(くん)は薬王院の健康登山会員になって週何回かの高尾山登山をしている。21回で満行の手帳の記帳を昨年秋から5冊達成、すなわち昨年秋からだけで延べ100回以上登っている。
今日は、高尾ならぬ南高尾に私が誘った。
南高尾・草戸山からの高尾山。高尾山も新緑に包まれている。
点在する薬王院の伽藍。モー君は昨日も登って6冊目に記帳をしてもらった。
ヤマツツジと新緑の尾根筋を行くモー君
君も高尾山に何度も登るうちに植物に関心を持ってきたらしい。草花にはもうだいぶん知識を得ているらしい。私にも解説の仕甲斐?が出てきました。今日は植物観察を兼ねてのゆったり山歩きでした。
今日出会った草花―やや珍しいところでは、
タツナミソウ、ジュウニヒトエ、キンラン、ギンリョウソウ、ヤマブキソウ、ラショウモンカズラ、ホウチャクソウ、ホソバアマナ、カシワバハグマ など。
ホソバアマナ:ゆり科
これ以外は、これまで何らかの機会に紹介しているので、今回は草花ではこれだけ。私も初めて出会いました。
ウツギ特集
5種のウツギの花が見られたので、今回は
ウツギ特集。
コゴメウツギ:ばら科
花の直径は4~5mm。小ぶりなところから
小米空木。
葉はモミジイチゴに似ているが、やはり小さい。
マルバウツギ:ゆきのした科
花序のすぐ下の葉だけが、枝を抱くのが特徴、他の葉は葉柄がある。
花がなければ、ムラサキシキブと見分けがつかない。
ミツバウツギ:みつばうつぎ科
葉が3出複葉だから
三つ葉空木。花が完全には開かない。
ツクバネウツギ:すいかずら科
花よりも花の付け根に注目! プロペラのようなガクがツクバネのようだから。花が終わっても残る。
ガクウツギ:ゆきのした科
ガクアジサイのように、装飾花を持つ。
このように「ウツギ」といっても、近縁の種だけではなく、多くの科にまたがる。潅木で小さい花を付ければ、みんなウツギ?