今日は、月一回の森林ボランティアの日。
通常の植生調査や森の手入れのほかに、外来種防除作業を行ないました。森林インストラクターや環境カウンセラーを多く擁するわがボランティア団体のフィールドに外来種が跋扈では示しがつきません。
主な闘いの対象は
オオブタクサ:要注意外来植物(外来生物法)
一年性でありながら4~5mに達する。旺盛な繁殖力で生態系を破壊し、秋には花粉症をもたらす。
もう既に170cmの男性の背を遥かに超える。
そのほかの対象は、この
ブタクサや
セイタカアワダチソウ、
キクイモなど。いずれも要注意外来植物。
女性陣も大活躍。
「簡単に抜けて面白い、作業の達成感がなんとも言えない」
見る見る抜き捨てのオオブタクサの山が出来ていきます。
今日もフィールドでは色々と珍しい出会いがありました。
シロオニタケ:毒
キノコの真ん中は10円硬貨。直径30cm以上。
ドクベニタケ:毒?
ベニタケの同定は難しい。不気味な赤さ。
ヤグラタケ:食毒不明
キノコの上に生える珍しいキノコ。ゆえに
櫓茸。主に
クロハツに生える。
植生調査で
キハダ:みかん科 を発見。
健胃整腸剤「陀羅尼助」の主成分になっている。
クヌギの樹液を舐めに来た
カブトムシ。何匹もいました。。
今日も達成感と楽しい出会いの多い一日でした