今日は本来なら森林ボランティアの日ですが、先日の雪山歩きのせいか腰痛が出たので用心して不参加、軽い運動としてまた東京都板橋区立・
赤塚植物園を散策してきました。
後日の観察会イベントの資料(写真)集めも兼ねて。前回が2月8日だったので、約20日ぶりの植物園です。春の進展を期待しつつ!
赤塚植物園の看板植物はなんといっても
ニリンソウ。
板橋区の花に指定されています。林床に芽を出し始めているのがニリンソウです。
目を皿のようにして探したら、ありました。一輪だけ咲いていました。一輪だけ咲いた二輪草(??)。二輪草とは一本の茎に二輪の花をつけるのが多いから。写真でも咲いた花の下にもう一つの蕾が見える。きんぽうげ科で、やはり
スプリング・エフェメラルの一つ。
きんぽうげ科は毒草が多いが、ニリンソウは山菜になる。しかし、
トリカブトに似ているので要注意。
ニリンソウ以外では、
キクザキイチゲ
やはり、きんぽうげ科。
オウレン:きんぽうげ科
根茎にベルベリンという成分が含まれていて薬草になる。
クサノオウ:けし科
茎を折ると黄色い汁が出る。毒草、もちろん薬草にもなる。図鑑では花期が5~7月となっているが。
昨年6月、スイスでも見た。
木の花では、
ニシキマンサク:まんさく科
花の芯が赤いので、
ニシキマンサク?
ダンコウバイ:くすのき科
くすのき科なので、芳香がある。野山でも最も早く咲く部類。
トサミズキ:まんさく科
ミズキという名がついているが、みずき科ではなく、まんさく科。