丸山青少年野外活動センターでの山歩きの帰り、秩父34ヶ所の観音霊場の8番札所・
西善寺のコミネカエデ を見てきました。久しぶりの巨樹シリーズです。
紅葉が始まっていましたが、見頃には一週間早い?
樹齢600年、目通り3.48mで枝は東西20メートル、南北18メートル、埼玉県指定天然記念物。
600年の貫禄。苔むした巨樹!
上部は、見事な枝ぶり!
やはり苔むした根張り。
西善寺は、秩父のシンボル・武甲山の真下、巨樹の枝越しに武甲山。
巨樹の下には
ツワブキの花。
誘ふのか 誘われるのか 知らねども 石蕗咲いて かえで色づく
小芋(亡父の号)
境内からの武甲山。
「武甲山」の名称は、日本武尊が東征の際、自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説に由来すると一般にいわれている。
かつての武甲山は秩父盆地の南側に急峻で男性的な山容をもって威圧的に聳えており、日本武尊は、この山の姿を見て「勇者の肩を怒らせるが如し」と評したともいわれるが、現在では石灰岩採掘のため、怒った肩はすっかりこそげ落ち、秩父盆地から見る姿は以前に比べ貧相なものとなっている(Wikipediaより)
この山の石灰岩がセメントとなって、多くのビルや道路を作ってきた。日本屈指の良質な石灰岩であり、可採鉱量は約4億トンと推定されている。秩父は、かつては海の底だった!