予告の通り、
白根高原に行ってきました。
11日(土)は私が主宰する
秋の植物観察会、12日(日)は標高1800mの
芳が平の散策。秋の高原の素晴らしい風景との出逢いがありました。特に、芳が平は紅葉の真っ盛り、次回のレポートをたっぷりと堪能してください。
今回は、
植物観察会。
今回の参加者は7名、三連休初日でまだこの日に移動中という人も多く、やや少ない参加者でした。しかし何より嬉しかったのは、小さな女の子が、私のややこしい144度の葉序や虹の話(知る人ぞ知る私の十八番)に眼を輝かせて聞いてくれたこと。
また、このくらいの参加者が話をしやすく、ちょうどいい! これ負け惜しみ?
先日の公民館の教室では30人近くの参加者で、話を行き渡らせるのに苦労しました。
色づき始めた秋の別荘地
出会った植物
ツリガネニンジン:ききょう科
夏の名残りのツリガネニンジン。山菜では、トトキ。葉が輪生するのが特徴。
オミナエシ:おみなえし科
秋の七草とはいいながら、高原ではこれも夏の名残り。
ホツツジ:つつじ科
これも夏の名残というか、狂い咲き?
やや花の少ないこの時季、夏の名残りや狂い咲きのおかげで、参加者の満足に貢献してくれました。詳しくは、「
No.0365 野反湖周辺の夏」に出ています。
カントウヨメナ:きく科 ?
ヨメナ、カントウヨメナ、ユウガギクの見わけ方は難しい。
ヤマラッキョウ:ゆり科
食用にはならない。
ズミ:ばら科りんご属 の実
この実を採って焼酎に漬ければ、美味しいズミ酒。
ズミの花 2008年5月、同じ別荘地内にて。
ガマズミ:すいかずら科 の実
これも焼酎に漬ければ、色がきれいで美味しいガマズミ酒
観察会後、外来植物除去作業を行なう予定でしたが、オオブタクサなどもう結実し、時期的に遅い、周辺にオオスズメバチが飛び交っていたなどの理由で、取り止めました。