帰国前日の山行き最終日は、ヴィルダースヴィルが始発駅になっているシーニゲプラッテ鉄道で
シーニゲプラッテ高山植物園(1967m)へ。
しかし、ここでは、植物園の話というよりも、話題は、
アルプス3名花です。
というのも、この植物園で見られる花々は、ほとんどトレッキングの途中で見られるものです。しかも、より自然の状態で。
これから、いよいよ「スイス・アルプスの花々」シリーズとなります。
アルプス3名花といえば、
アルペンローズ、
エンチアン、
エーデルワイスの三つ。今回のアルプス行きですべて見ることが出来ました。
アルペンローズ
ローズといっても、バラ科ではなく、ツツジ科。
岩の多い崖などに群生しています。
アイガー北壁をバックに、見事に咲き誇っています。
メンヒとアルペンローズ。
エンチアン
「エンチアン」といっても、一種のものではなく、リンドウ科のいくつかの種(しゅ)を含んでいるようです。
ブルーの色も濃いのから薄いのまで、花の形の違うものまで。
日本のフデリンドウに近い?
エーデルワイス
シーニゲプラッテ植物園のエーデルワイスはまだ、蕾。
アルペンローズ、エンチアンはいたるところで見ることができますが、このエーデルワイスは、アルプスでも滅多に見られないようです。
ラウターブルンネンの墓地で咲いていました。
このお墓に眠る人は山好きだったのでしょうか。
植物園見学の後、近くを散策しましたが、そこから
ユングフラウ、
インターラーケンの街が望めました。
シーニゲプラッテからのユングフラウ
ベルナーアルプス観光の中心地・
インターラーケン。右のエメラルド・グリーンがブリエンツ湖の湖尻、流れ出た湖水は川となって街中を流れ、もう一つの湖・ツーン湖に注ぎます。
「インターラーケン」とは「二つの湖の間」という意味とのこと。