今日は、これも私が加入している「
自由時間倶楽部」の新年交流会、私も実行委員を仰せ付けられて準備に関係してきましたが、午後の交流会の前の午前中に、その倶楽部のサークルの一つ「大江戸探検隊」のイベント「
江戸城探検ツアー」に参加してしてきました。以前の両国国技館「土俵祭り」に次ぐイベントです。
「フィールドノート」といえるかどうか解りませんが、ともかくそのリポート。
「自由時間倶楽部」とは、東京商工会議所の肝煎りで発足した集まり。上の
「大江戸探検隊」のほか、「山と温泉の会」「俳句の会」「ジャズの会」「シネマ倶楽部」「樹木ウォッチングの会」「ウォーキングの会」「パソコン広場」「ワインを楽しむ会」「楽酒会」・・・など20近くの勝手気ままなサークルがある、なんとも楽しい団体。
午前中は、今年一番の4月並みの穏やかな春、皇居前広場のレストランでの交流会の始まった午後は一転、鉄道も乱れるほどの強風、雨、砂ぼこり、寒気の真冬の大荒れ天気。
早春の貴重な一っ時の江戸城(皇居東御苑)の風景をお楽しみあれ!(順を追って)
旗を先頭に総勢15人、和田倉門から入場
百人番所
江戸城本丸に至るまでの最大の番所
このあたりに松の廊下があった。今は広場になっているが、表所、大奥など御殿がびっしり並んでいた。
松の廊下跡の碑
このあたりで、忠臣蔵の発端となった刃傷沙汰があった。
その近くにはフクジュソウが満開。
私も随所で、植物の説明をさせていただきました。
この時期、去年は満開だった河津桜が今年はチラホラ。
天守閣跡
建築されて十数年後の1657年明暦の大火で焼け落ちて以来、一度も再建されていない。
潮見坂
前面のビル群あたりまで入江となっていて、当時は潮の満ち引きが見えたという。
二の丸雑木林
昭和天皇の発意で、武蔵野の雑木林がそのままここに移植された。
諏訪の茶屋と白梅・紅梅
4月並みだという春うららの二重橋前を行く一団
しかし、この後1~2時間で天気急変。
見事な枝ぶりの皇居前広場の黒松。
広場には約2000本の黒松があるといいます。一本一本こうして手入れされます。
その手間たるや、果たして?