「出たあ!」といえば、熊かツチノコかとお思いかもしれませんが、そうではありません。去年1月23日の記事でとり上げた日比谷公園の「
ヒラタケ」が今年も出ました。
今年のヒラタケ、雨が降らないため
干し茸状になっています。雨が降れば、また成長を始めるでしょう。今年も、下の、昨年と同じケヤキの木に生えています。
昨年のヒラタケ。
この冬の時期生えているキノコはヒラタケと見て間違いない(但し、
サルノコシカケのような硬いキノコは別)。スーパーでも栽培品を売っていますが、一般に「シメジ」として売られているのが、本当はヒラタケなのです。
生えている場所を明かしましょう。10円カレーで有名な松本楼横の「首賭けイチョウ」のすぐ南のケヤキの木です。
《首賭けイチョウ》
日比谷公園の生みの親、日本最初の林学博士・本多静六が、反対を押し切って、
首を賭けて旧日比谷交差点から移植を成功させた。目通り6.44m。
その他の日比谷公園点景
フユザクラ
こんな寒い冬に花を咲かせて実はみのるのでしょうか。花粉を媒介する昆虫もいなければ、仮に受粉されても実は成熟しない? 冬桜はあだ花?
スズカケの実
ご存知、
プラタナスの別名
ススカケノキの名前はここから来た。
ロウバイ
これが、普通の
ロウバイ。花の芯まで黄色いのが、
ソシンロウバイ(素心蝋梅)。
マンサクは、まだ固い蕾。
ここにも出たあ!
志木市の「元気埼玉」事務所に行ったついでに、昨年ヒラタケが出た志木ニュータウンの現場に寄ってみました。やはり枯れたソメイヨシノに出ていました。しかし今年は冬の雨が少ないせいか、昨年より小さく、干し茸になっています。
1/21 14:30pm