今日は、
啓蟄。地中で冬眠中の虫たちが春の目覚めで地上に這い出してくるといわれる日です。
なるほどそんなウラウラの今日は、森づくり集団「栞」の作業日。
フィールドは、麗らかな陽射しで眠くなるくらい。
焼き芋は、今シーズン最後。
今日の作業は、コナラ原木への
シイタケの菌打ち。
先月に伐って乾燥させた
ほだ木 に。
シイタケ菌の駒を打ち込む
穴をドリルで 開けます。
円周方向には5㎝間隔、縦方向に20cm間隔 が目安です。
開けた穴に
菌の培養された駒を打ち込んで いきます。
菌を打ち込んだほだ木を
仮伏せ。
覆いをかぶせ、直射日光が当たらないようにして、数か月間をかけて菌をほだ木全体に回します。
本伏せ です。これは昨年のもの。
来年には、このようなシイタケが生えてきます。
今日の出会い
ヤマコウバシ:くすのき科
冬にも葉が落ちない譲り葉ですから、冬の雑木林で良く目立ちます。だから林地の境界の目印に植えられることが多い。
くすのき科だから芳香がある。それで「
山香ばし」
ウグイスカグラ:すいかずら科
2月にも咲いていたが、今が満開?
シュンラン:らん科
もう蕾がこんなに膨らんでいる。