毎日、高尾山に登っている小中校の同級生・モー君から
「今のシモバシラは凄い! 見に行かないか?」という誘いを受けましたので、行ってきました。
言葉通り、今までで
一番のシモバシラ でした。朝晩の冷え込みはきつく、一日中雲一つ無い天候、すべての条件が揃いました。
こんな縦に伸びたシモバシラは初めて。
このシモバシラは、
シモバシラ:しそ科 という植物(「
霜柱」ができるから「
シモバシラ」)に出来ますが、いろいろ条件が揃わないと難しい。
①まだ土が凍らなく、地中に水分が多いこと ②夜の冷え込みがきつく、昼間も氷が融けない気温であること ③しそ科シモバシラの枯れ株にまだ水分吸い上げなどの生理機能が残っていることなど
突然の真冬並みの寒気で、その条件が今年はすべて満たされたのでしょう。
冬の始めでまだ生理機能がある内に、急激に冷えたため、このように茎の高くまでシモバシラが出来た?
茎を刈られた場所では、こんな渦模様に。根で吸い上げ茎から沁み出した水が凍りながら成長したものです。
主に冬の始め、12~1月を中心に見られます。いくら寒くても土が凍る2月以降はあまり見られません。
以上は、奥高尾・城山を中心に。
今日の高尾その他
奥高尾・一丁平からの
富士山 先週の、沼津からの富士とは裏方向。
その白さを競うモー君の白髪と富士の白銀
南には遙か
江ノ島も
城山からの
スカイツリーと新宿新都心
初めて行きました。
林野庁殉職者慰霊碑 森林関係者のはしくれとしてお参りして来ました。
まだ残る紅葉
高尾山頂にミニダックスフンド二匹。今度レオ君も連れてきてやろうかな?