自由時間倶楽部「サークルさいたま」の7月イベントは、
「キューポラの町」川口。言わずと知れた鋳物の町。
この東京オリンピックの聖火台も川口の鋳物工場で造られました。青木町公園を散策する仲間たち。
まずは、
SKIPシティへ。
街中に突如として大殿堂が現れます。埼玉県が中心となって推進している一大プロジェクトで「中小企業の振興と次世代映像産業の集積と、国際競争力を備えた人材育成」が目的です。もとNHKの送信所跡です。
中には
「映像ミュージアム」、NHKアーカイブスなどがあります。
NHKアーカイブス 過去のNHKのテレビ番組が検索で見られます。私は物故した偉人に会いたく「この人に会いたい」で幾人かを検索。充分見る時間がなかったので、またぜひ来て見たい。
続いて、鋳物工場を見学。
伊藤鋳造(株)の四代目の若い社長さんから説明を受けました。最盛期には400を超す工場がありましたが、今は約60とのこと。またほとんどの工場が電気炉になっていて、まだ火を噴くキューポラでやっているのは6軒。それでもまだ鋳物工場の日本一の集積地です。
2トンの鉄を溶かすという電気炉。
このような製品を砂の鋳型で作ります。若い社長さんのお話には、物づくりに賭ける職人の自信と誇りが感じられました。伊藤社長さん、有り難うございました。
吉永小百合出演で有名な「キューポラの町」も、今では「
マンションの町」。荒川一つを越えれば東京都、だいたい鋳物工場一つの広さが20階建てのマンション用地に向いているということで、多くのマンションが元鋳物工場跡に立つ。
川口は、また「植木の町」。なんと、これがメタセコイヤの並木。
探訪のあとは、本拠地・大宮に帰って例会と、居酒屋での反省会。大いに反省しました。