今日は9月の第一日曜日、私たち
森づくり集団「栞」の作業日でした。
台風12号の影響の残る怪しい空模様でしたが、実施されました。私も二ヶ月ぶりの参加でした。
新しい方が二名初参加されましたので、まずはその方たちを数名でフィールドに案内。「
どのような目的で林の手入れをしているか? どういう手入れをしてきたか? 今がどういう現状か?」。当会副会長Jさんに説明してもらいました。
①放置されて荒れた林を、昭和40年頃までの本来の雑木林の姿に戻すためにやっている。
②なぜコナラ林か? コナラやクヌギは薪炭に火力も強く、火持ちもいいため。また切り株から萌芽し、循環利用ができる。落ち葉がいい堆肥になる。
③林を手入れし明るくすると、下草が回復し、それを食草とする昆虫なども増え、またそれを食べる小鳥なども増え、生物多様性が高まる。生態系を回復するのも目的の一つ。
などなどの話。
事実、ヤマユリ、オミナエシ、クモキリソウなどが林床に回復しているのを見てもらいました。
たまたまあった切り株で、伐採の仕方の説明。狙った方向に安全に倒すための技術。これは
追い弦伐り という高度な技術。詳しくは省略。
昼食時から本隊と合体し、午後、下刈り作業をしました。昼食時の談笑。
午後に下刈り作業。しかし、すぐに台風の影響で大雨。あえなく2時前に撤退しました。