福島第一電発の事故の展開にこのところ毎日、テレビやラジオに釘付けです。
その対策の鍵は、水をいかに注入し、循環させるかだとのこと。冷却と放射能閉じ込めはそれによるしかないとのこと。日本の、いや世界の命運が水にかかっている?
科学・技術の粋を尽くした原発も、最後に頼るのは水の力。素人からすると、何か近代兵器に竹槍で対する感がなくもないが、それだけ水の力は偉大ということだろう。
地球を他の太陽系の惑星とは違って、青い地球、緑の地球にしているのも、液体の水がある唯一の天体だから。他の惑星には水はあっても氷か気体(水蒸気)。地球だけが表面の気温が0℃~100℃の範囲にあるところが多いから「
液体の水」でいられる。
液体の水が無かったら地球に生命の誕生もなく、生物の多様な種の分化(生物多様性)もなかった。われわれの身体の半分も水でできているとのこと。
ことほどさように、水は偉大な生命線。