昨日、一昨日の両日、東京都日の出町の、ある団体の管理するフィールドで
国蝶・オオムラサキのサンクチュアリ(聖域)作り を手伝ってきました。参加者は、森づくり集団「栞」の仲間たち延べ10人です。
日本の国蝶・
オオムラサキ(写真複写) コナラの樹液を吸いにきている。スズメバチ(下)なども蹴散らす勇敢さを持っている。
作業の説明と打ち合わせ。オオムラサキは
エノキの葉を食草とします。向かいの山のコナラなどを除伐し、エノキ中心の林とします。
5台のチェーンソーがうなりを挙げる。伐木の激しさを物語る。一抱えもあるコナラがドウと倒れる。30数本を伐りました。
コナラは木が硬いのでチェーンソーの刃も「伐っては砥ぎ、伐っては砥ぎ」。
伐った木は、幹は短く玉切りし、
小枝も切り揃え、きれいに積んでいきます。
二日間の作業で、こんなに明るくきれいになりました。
下の明かりがにじみ始める頃、二日間の作業は終了しました。もうみんな「くたくた!」
依頼元の団体の人も感心していました。「どうして、皆さんあんなに嬉々と働くの?」
「環境問題に関心があり、山作業が好きだからですよ」
来夏、オオムラサキの舞う姿を確認したいものです。
二日間激しい作業にもかかわらず、誰一人としてかすり傷一つもなく、無事終了しました。帰りには、日の出町営の
つるつる温泉 で気持ちのいい汗を流しました。