久しぶりの巨樹シリーズです。
先日の軽井沢・白根高原行きで出会いました。群馬県
中之条町の大サイカチ、日本一との触れ込みです。
推定樹齢600年、目通り5.6m、群馬県指定天然記念物 国道144号線沿いにあります。
手前が144号線、後ろがJR吾妻線、その向こうが吾妻川。
目通り5.6mの風格。
600年を生きてきて、幹には洞が・・・。
サイカチ:まめ科 の一番の特徴は、幹や枝に
鋭い棘があること。この棘で身を守って長く生きて来た?
葉にも特徴があります。
偶数羽状複葉。先端に小葉がなく、羽状複葉の小葉が偶数枚です。
二回の羽状になることもあります。
偶数羽状複葉は、ムクロジ、ネムノキなど少数派。
実も珍しい。見てのとおり、
まめ科。
時には長さ40cmにもなる大きさ。草津名産の花豆のよう。
サポニンが多く含まれ、石鹸の代わりになる。この日本一のサイカチの実でも昔、馬が洗われたとのこと。